2023/05/24 17:00

栗岩稔と人間学 第四回 テーマ:結婚って必要ですか? 中編

そもそも我々、動物、生き物として結婚って? 栗: ところで、生物学的に見ると結婚って種の保存じゃないですか。今の季節はメジロがツガイでいたり、カラスが共同で巣作りをしていたり。でも季節が過ぎると...

2023/05/24 16:56

栗岩稔と人間学 第四回 テーマ:結婚って必要ですか? 前編

 既婚、未婚、半分ずつではじまった今回の「栗岩稔と人間学」第四回のテーマは「結婚って必要ですか?」。生物学的な観点からもお話しをいただきたく、今回は生物学者のKさんにもご参加いただきました。栗岩...

2023/05/23 10:00

令和五年 心地好い五月の朝に寝不足が体に響く  おじさんの独り言

映画「イージー・ライダー」を観た。はじめて観た若い頃は、憧れていたアメリカって、こんなものかな、と思い、主人公の年齢を越えてからは見方が変わって考えを深め、今、より一層考えを広く深く、様々な角度か...

2023/05/16 10:00

令和五年 ポケットの中に南の島を感じながら

何年も前の南の島の夏のはじまりの午後。 掃き清めた店先で水滴を纏った月下美人に会った。 水撒きをする美しい白髪の凛とした女性に出会った。 仕事で訪れた南の島の初日の夕餉に来ることに決め...

2023/05/09 10:00

令和五年 立夏を過ぎて、なおのこと徒然と

夏がはじまる。 東京に生きるようになってから感じる夏のはじまり。 祭りがはじまる。  大きくは神田明神祭、続いて浅草三社祭。 たくさんの人が集う有名な祭りも好きなものの、 ...

2023/05/02 10:00

令和五年 風薫る五月二日に

八十八夜、立春から数えて八十八日も過ぎて、西暦でも一年が三分の一が過ぎて…。相変わらず時の流れの早さを痛感する。 茶摘み唄が思い出されるほどに若葉が輝いた先日、旬のモノと酒をいただいた。銀座でた...

2023/04/25 10:00

令和五年 若葉潤う穀雨の頃に

ジョージ・クルーニーが走る。よれよれのポロシャツ、短パン、ビーサンで。転びそうになりながら、バタバタと走る。 オアフ島に暮らす、家庭のことを妻に任せきりだった弁護士マット。妻エリザベスはレジャ...

2023/04/18 10:00

令和五年 春の雨に濡れた東京の片隅で

春の酒場にて その二 窓越しに広がる東京の夜景。眼下で一直線に行き交う列車。包み込むような心地好い音楽。半円形に広がるカウンター。 忙しくてもスムーズに、かつ無駄な動きのないマスター。同年...

2023/04/14 13:59

栗岩稔と人間学 第三回 働かなきゃだめですか? 後編

栗岩稔と人間学 第三回 働かなきゃだめですか? 後編○何をして「働く」か。その取捨選択について。Y: そういう感覚ってないですか?趣味でやってたことでも、目指す先で周りを見て諦めたっていうか。取捨...

2023/04/14 13:54

栗岩稔と人間学   第三回  働かなきゃだめですか? 前編

 栗岩稔と人間学  第三回〜働かなきゃだめですか?〜花冷えのする土曜の午後に今回の参加者は。●4月から職場が変わることもあり、働くことを考え直すきっかけにと小学校教諭の U さん。●ロースクール...

2023/04/11 10:00

令和五年 春 酒場にて

今、久しぶりに銀座の酒場で酒を飲んでいる。銀座の人々に囲まれながら、ふと思い出す。 先日、四年ぶりに故郷の山を見た。山脈というほどの高さはないものの連なる山々。見渡す限りの山、山、山。この季節...

2023/04/04 10:00

令和五年 清明を迎える前に。

さあ、四月ですね。新しく生活を始める人、何かと区切りだったりする人、何事もなく月日を重ねる人、それぞれに始まる四月。二十四節気では、清明を迎えます。 「清明」とは清浄明潔の略で、すべてのものが...

2023/03/28 10:00

令和五年 菜種梅雨に若葉潤う朝に

住まいにしている集合住宅の片隅に喫煙所がある。毎朝毎晩、はじまりとおわりの一服を楽しみにしている。その喫煙所の傍らに目隠しのように柿の木がある。春夏秋冬の移ろいを柿の木を通して楽しみにしている。&nb...

2023/03/21 10:00

令和五年 あの放浪画家の大好物のおにぎりが恋しい頃に

「春分」を迎える。暑さ寒さも彼岸まで、とは良く言ったものだと感じながら、どこかで、喉元過ぎれば熱さを忘れるような生き様に、ついため息が漏れだす季節でもある。 そういえば、二十四節季の中で二回だ...

2023/03/14 10:00

令和五年 少し苦手で恥ずかしい春爛漫を前に

世の中は卒業式シーズンを迎える。この時期になると、ふと思い出す楽曲がある。2才年上のアニキ的な存在だった尾崎豊の「卒業」。 「行儀良く真面目なんて出来やしなかった夜の校舎 窓ガラス壊して回った逆...