2023/09/13 10:00

栗岩稔と人間学 第八回 「愛したことや愛していることってありますか?」中編

◎仕事への愛CU: さっきYUさんが言っていた気を回すとか、相手のことを考えて仕事の段取りをつけるとかですけど。そうすると、自分の愛が減りません?考えているつもりでいても、熱量が減るっていうか。すごい考え...

2023/09/13 10:00

栗岩稔と人間学 第八回 「愛したことや愛していることってありますか?」 前編

栗岩稔と人間学第八回「愛したことや愛していることってありますか?」残暑厳しい中、突然の雨にも降られながらもお越しいただいたみなさんは、○ITコンサルティング企業で日々スキルアップをしながら自己を確立し...

2023/09/12 10:00

令和五年 秋の気配を感じる町で人の気配を

なんとも美しい暦、白露を迎えた。夜の間に冷えた大気が朝になって、白い粒のような露が草木に宿り光る頃。日中も暑さが和らぎ秋の気配を感じる。そんな美しく一日が過ぎる昼日中に酷い暑さが残る大手町へ行った...

2023/09/05 10:00

令和五年 禾乃登(こくものすなわちみのる)頃に

前略、早いもので、もう九月になりました。いかがお過ごしですか?旧暦では長月、元は夜長月と言っていたとか。昔と今の暦の違いはありますけれど、まさに、夜が長くなる頃ですね。昼には形を変えた雲が高くなっ...

2023/08/29 10:00

令和五年 土曜の夜の止まり木で

今、45年あまり続いている酒場にいる。1時間前までは、6年目を迎えた酒場にいた。昨日までは、1年と半分だけの酒場にいた。先週は、2年目を迎えようとしている酒場にいた。自分の酒場で、誰かの酒場で、これまで...

2023/08/22 10:00

令和五年 風が変わり処暑を迎える頃に

「愛」について考えている。「愛」と言ってもいろいろある。人間同士はもちろん、動植物に対する愛。建物、道路、街路樹、町そのもの。その町を行き交う知らない人同士。今は、そういうものに対する愛が足りない...

2023/08/18 14:37

栗岩稔と人間学 第七回 「生きるとか死ぬとか考えたことってありますか?」後編2

何かのために栗:多分、そういうものが見つかって、本気でやろうと勇気を出したら、死にたいとか辛いとか、考えることすらしないんじゃないかな。自分が抱いている野望に立ち向かっている時もそうだし。YU: 栗岩さ...

2023/08/18 14:30

栗岩稔と人間学 第七回 「生きるとか死ぬとか考えたことってありますか?」後編1

人の死が及ぼすことYU: ここ最近、有名人の死や自殺が結構あるじゃないですか。そういう世間に知られている人の死って、たくさんの人にボカンと穴を開けたようになるのかなって思いますね。喪失感みたいな。栗: ...

2023/08/18 14:28

栗岩稔と人間学 第七回 「生きるとか死ぬとか考えたことってありますか?」中編2

I: Iさんは生きるとか死ぬとか考えますか?I: 私はあまり身近な人の生死を経験していなくて。身内だと祖父ぐらいですけど。その頃は実家にいなかったので死に向かっている姿を見ていないので。あまり、まだ死にた...

2023/08/18 14:24

栗岩稔と人間学 第七回 「生きるとか死ぬとか考えたことってありますか?」中編 1

描かれる生と死YU: 生きていることが嫌になるとかいうストーリーの小説とか創作物があるじゃないですか。あれって、どうなんだろうなって。実際にあるものなのかなって。栗: いっぱいあるよね、死を描いたものっ...

2023/08/18 14:21

栗岩稔と人間学 第七回 「生きるとか死ぬとか考えたことってありますか?」前編

栗岩稔と人間学第七回「生きるとか死ぬとか考えたことってありますか?」蝉の声に包まれる千鳥ヶ淵の九段坂 GOTTA STUDIO に集まってくれたー今回の参加者ー○ITコンサルティング企業でグループをとりまとめをしな...

2023/08/15 10:00

令和五年 八月十五日を甲子園で

高校野球がはじまった。今年で百回を優に越える大会の正式名称は、「全国高等学校野球選手権大会」。私にとっては、「甲子園」のひと言、私の大切な年中行事。今年は何十年かぶりに開会式から見た。コロナ禍を経...

2023/08/08 10:00

令和五年 人生初のオンライン会議をした記念すべき日に

夏祭りのざわめきと熱が残る地元の寺に、とてもきれいな満月が隠れていた。きれいが過ぎてしばらく見とれていた。いつからか、と言っても記憶にないほど子供の頃らしく…、月がとても好きだった。海辺の町に暮らし...

2023/08/01 10:00

令和五年 夏の庭で夏の海を思い出す八月に

八月になった。街中には夏休みの子供たちを目にする。ただ、暑すぎる東京では夏らしいことはおろか、危ない夏にもなりかねず、大変な夏休みか、とも。子供たちの心配よりも暑さが身体に堪えるようになった今、自...

2023/07/25 10:00

令和五年 夜明け前の蝉に起こされた朝に

トニー・ベネットが96歳で亡くなった。大往生という言葉が相応しい年齢だと思うものの、人生100年とか言われる今の時代にはどうかはわからないし、自分がこれから更に50年近く生きると思うとゾッとする。というよ...