2025/05/27 10:00

令和七年 雨の季節を前に全身で深呼吸した佳き日に

祝いの席にお招きいただき、久しぶりに明治神宮前を訪れた。祝いの儀や宴に参列する大切な友人、仲間のひとりとして加えてもらったことに感謝しているし、あの場にいて美しい時間を共有出来たことがとても嬉しい...

2025/05/20 10:00

令和七年 爪の伸びる速度が遅くなった年頃に

家族ぐるみのお付き合いというよりも大変お世話になった方に、ほぼ50年ぶりに再会した。父親が長年、びっくりするほど長い間勤めた会社の社長だった方で、当時の会長がまだ健在で社長だった頃から、父親はそのも...

2025/05/13 10:00

令和七年 半日だけの安息のとある日曜日に

ある日曜の朝、23番線ですでに待っている、東京駅発7時24分あさま603号に乗車。こういう日に限り(!?)朝食に缶ビールとサンドイッチで、終えた一週間の心身にダメ押しをする。東京と埼玉の境を越えたことに気づ...

2025/05/06 10:00

令和七年 人生で一番で最期に観たい作品について考えるこの頃

今日で終わりのゴールデンウィーク、NHKでは決して使われない大型連休の終わり。かつて映画産業が隆盛を誇っていた頃、この時期にあわせて、洋画、邦画それぞれに公開、封切り(今はこの言い方ってしない?)される...

2025/04/29 10:00

令和七年 今年も迎えたことに安堵する昭和の日に

今日は4月29日、昭和の日という祝いの日。何をもってゴールデンなのかは知らないけれど、俗に言う、ゴールデンウィーク、大型連休のはじまりの日。その後半には5月3日に憲法記念日、4日にみどりの日、5日はこども...

2025/04/22 10:00

令和七年 少しだけ待って欲しい酷暑が迫る春に

令和七年 少しだけ待って欲しい酷暑が迫る春にカタクリの花に再開した。手入れが行き届くことがなくなった実家の庭でひっそり咲いていた。夏にはスイカやトマトを畑から直接採って湧水で冷やしておやつに、冬に...

2025/04/15 10:00

令和七年 春雷轟く桜吹雪に

久しぶりに長く冷たい雨が降り続いた深夜、東京の雨はシルバーグレイか場所によってはブルーグレイかなと考えながら、季節外れの凍える手で傘を前にさしながら帰路を急いた。そして、いつものように一日の終わり...

2025/04/08 10:00

令和七年 はかなきコトがうつくしいのかな…。

4月8日は花まつり、お釈迦様の誕生日。イエスの誕生日よりもこちらのほうが日本人には縁が深いような気がするけれど、気づいたら近所の寺院を訪れる程度の自分も含めて馴染みは薄いと思う。まあ、日本人にとって...

2025/04/01 10:00

令和七年 四月バカと名付けた古に敬意を表しながら

「やよいさんって、三月生まれですか?」「そう思うでしょ、でも四月生まれなのよね。女将が三月に私を産む気満々で、名前まで決めてたのに、私が遅れて出てきて…。だから四月生まれのやよい…。」「あら、そうで...

2025/03/25 10:00

令和七年 柳の新芽が揺れる球春の頃に

春のセンバツが始まった夜には米国メジャーリーグの開幕戦が東京で開催され、日本のプロ野球は今週あたりに開幕を迎えるらしい。球春という少し懐かしく、ほろ苦く感じる季節になった。センバツ出場校には馴染み...

2025/03/18 10:00

令和七年 暑さ寒さも彼岸までが心身に堪える頃に

先日、黒澤明監督映画作品「影武者」を観た。若い頃(1980年公開だから子供の頃!?)に観た時には全く何も感じなかった。長編歴史大作の時代劇で、製作陣には、当時アメリカ映画のほうが上だと思っていた、フラン...

2025/03/11 10:00

令和七年 木の芽時には心身ともに町にもご留意を

子供の頃、新潟の海で波にまかれ、大人になったらなったで、小笠原の海で潮に流され、鎌倉では台風のうねりで波に拐われた人たちと、その翌日の結末を目の当たりにしているから海の怖さを知っている。調子に乗っ...

2025/03/04 10:00

令和七年 梅香る桃の節句に桜について徒然と

スティンガーという名のカクテル。20世紀はじめにニューヨーク市のコロニーレストランのバーテンダーが考案したもので、その後は店の名物カクテルになり、アメリカ都市部から世界に広がり、もちろんここ日本でも1...

2025/02/25 10:00

令和七年 銀座備忘録のつもりが人について独り言

2004年に銀座に来て、20年以上過ぎたから今改めて備忘録として徒然と。始まりは服飾業として、経営する側だった。2004年夏には都内百貨店と有名セレクトショップに出店して事業が始まった。新規取扱い店舗が増え...

2025/02/18 10:00

令和七年 とにもかくにも乾いた街で

国立天文台の告知によると、今日2月18日火曜日は、二十四節気の2番目「雨水」で雪が雨に変わる頃。七十二候では「土脈潤起(つちのしょううるおいおこる)」暖かな春の雨に変わり、大地に潤いを与え寒さもゆるみ眠...