2023/01/17 10:00

令和五年 あの日から28年を数える今日

ある日の酒場にて。 「ちょっと人生相談ていうか、話しを聞いてもらいたくて」関西弁混じりのいつもの丁寧な口調で話し始める。阪神淡路大震災の翌年の神戸に生まれた彼は、30才を目前にして新たなステージ...

2023/01/10 10:00

令和五年 令和五年 酒もタバコも若葉マークのみなさまへ。

成人の日を迎えた。世代的にはどうしても1月15日の印象が強い。小正月となるこの日に「元服の儀」を行っていたことから、戦後間もなく、埼玉県の町の青年部が若者のために、青年祭を開催したことからその歴史が始...

2023/01/03 10:00

令和五年 1/15のはじまりに

2023年、令和五年、みんなの一年がはじまった。あなたの一年はどうですか? 一年後は何をしていますか?五年後はどうしていますか?十年後には生きていますか?明日はどうですか? もう二十年以上前の...

2022/12/27 10:00

令和四年 1/16を終えようとしている年の瀬に

2022年、令和四年、一年、という区切りが終わる。あと何回この感覚を味わえるのか楽しみにしながら終える。 誰かが言っていた。人生の残りの年数を分母にしたら、それぞれの体感する速さがわかる、と。二十...

2022/12/20 10:00

令和四年 福笑いの時節を前に

「人生の過去問いは必要ですか?」これも来年から始まる新しい試み「栗岩稔と人間学」のテーマのひとつ。https://www.kuriiwastyle.com/blog/2022/11/01/100000若い時は過去も何も、ただ前を向いているしかなく、...

2022/12/13 10:00

令和四年 心地好い疲れ漂う正月事始めの頃に

良い酒、善い酒、好い酒、最近、そんなことを考えている。様々な街角、様々な場所、様々な酒、そして人、その時間に真正面から向き合っている。 カウンターの形が違い、高さが違う。仮設だったり、そもそも...

2022/12/06 10:00

令和四年 落ちない落ち葉を眺める朝に

先日終えた「栗岩稔と人間学-序章-」。来年からはじまるコトのはじまりを良いカタチで終えた。20代、30代、40代、50代、参加したすべての人が、「話す」ことを率先していた。順序良く、節度良く。話さない時にも...

2022/11/29 10:00

令和四年 師ではないけど走り続けたい師走を前に

酒場でラジオが始まった。→ https://www.kuriiwastyle.com/blog/2022/09/06/100000かねてから番組を持たせてもらっているWAH! radio での新しいカタチ。収録の際にはアンドレア・ポンピリオさんと約2時...

2022/11/22 10:00

令和四年 焼酎お湯割り梅干し一個、の頃に

「歳を重ねるって面白いです」今では、はっきりそう言える。 かれこれ35年前、当時は先のことなど皆目見当もつかず、行くあてもなく、目指すところもなく、だだ漠然と彷徨っていた。身も心も。 まずは...

2022/11/15 10:00

令和四年 立冬から小雪に熱く考える

「栗岩稔と人間学」前半6回のテーマが定まった。 1.歳を重ねるって面白いですか? 2.人生に過去問は必要ですか? 3.働かなきゃだめですか? 4.結婚って必要ですか? 5.認められる大人っ...

2022/11/08 10:00

令和四年 ポン酢沁み入る立冬の頃に

「幸せーって、何だっけ、何だっけ。ポン酢しょうゆのある家さ」明石家さんまさんの上手とは言えない唄とぎこちない振り付け、消すに消せない刷り込まれたテレビコマーシャルのひとつ。 「幸せって何ですか...

2022/11/01 10:00

令和四年 寒さ増す立冬を前に熱く思う

「あー、自由で良いんだと、思えたんです」そう言われたことが、とある青年との出会いだった。何だか複雑な思いを感じながら嬉しく思った。決して自由に生きて来たわけでもなく、どちらというともがきながら生き...

2022/10/25 10:00

令和四年 十月に想うことのまとめ。まとまっていないけど…。

歴史が好きだ。というよりも好きになれた。学生の頃は学び方がわからず、ただ丸暗記するだけだった。丸暗記したものは消えていくものだし、日本史の漢字に混乱して、世界史のカタカナに混乱した。全く理解できて...

2022/10/18 10:00

令和四年 今年もまだ落ちない柳葉を眺めながら

「ジョン、のれん」そう言いながら腕を前に出して暖簾を分けるその仕草。10月生まれのその人の、10月生まれのジョンを捩ったジョーク。当時は「レノン」と「のれん」を引っかけただけだと思っていたし、わかった...

2022/10/11 10:00

令和四年 神無月に紙に感謝したあの日

その瞬間は突然訪れた。海辺の町の酒場の開業前、まだ冷たさが残る海風が流れ込む。開け放たれた昭和初期のままのガラス戸。そこに現れたのは、日本に数頭しかいないはずの、スレンダーな茶色の狩猟犬。そして、...