2023/08/18 14:37
何かのために
栗:多分、そういうものが見つかって、本気でやろうと勇気を出したら、死にたいとか辛いとか、
考えることすらしないんじゃないかな。自分が抱いている野望に立ち向かっている時もそうだし。
YU: 栗岩さんはそういうことをやり切ったら、その時に燃え尽きて死んじゃいそうですよね。
栗: そうね、そんか感じもする。けど今は、ずっとやってきた生き様が楽しかったから、
もう良いんじゃないかな、死んでもって思うかもしれないし。
だから、今はあわよくば夢のまた夢のような映画を作るっていうことが出来たら良いなって、軽くね。
ま、今の時代は色々なやり方やカタチがあるから、出来るかもしれないけれどね。
YU: 色々なカタチって話だと、名を残すっていう話も、どんなことでも出来る時代ですしね。
ネット上だったら誰でも残せちゃうし、たから時代の変化で、軽いことでも、何でも残せるんだったら
自分はどうでも良いなって、そんな風に考えたこともあっかもしれないですね。
栗: 誰でもアーティストになれる時代だからね。言ったもの勝ち、みたいな。
自分は残したいとか思ってやっていたことはなかったけど、結果的にカタチとして残ったかな。
街中で見かけると少しほくそ笑む感じ。
YU: 自分も前職時代に作成したデータが未だに使われていたりするんですけど、
今の時代はデジタルデータで膨大な量を残せるから、誰でもどこかに残っていたりするんでしょうね。
栗: CUさんは実際の作品として残っていますよね。画家としてのCUさんが。
CU: そうですね。検索してみると、割りとたくさん出てきますね。今はあまり活動していないですけど。
私はこれまで話しに出てくる生き様っていう言葉は、
栗岩さんが酒場をされていた時にもらったと思っていて、だから今も改めて考えてみると、
やっぱり生き様なんだよなって。若い時は、あまり考えることもなく生きていることが生き様で、
歳を重ねてきて40才を越えると、ちゃんと考えていないとすごくダメになっていくんだなって思うかな。
生き様って、ただ頑張っていれば良いんじゃなくて、ちゃんと考えていかなければいけないんだなって。
これから先、ダメな人にならないように、それが生き様なんだなって、今改めて思いましたね。
栗: 自分を律していないといけないですからね。自分は一人で仕事を始めた頃、40才でしたけど、
あ、これって生き様だなって考えるようになってきて、50才を越えるあたりで、
これを残したいなって思うようになって、今のカタチになって。
結果的にそれが生業になってきているからね。それを外に向けて発信することで、
それを面白がってくれる人がいたら、それで良いなって。やっぱり、これが生き様だよね。
YU: 自分は仕事でもプライベートでも関わる人が、よりよくなるようにしていきたくて。
それを考えながら生活をしていますね。だから、それが生き様になる、のかな。
栗: 表現することだけが生き様じゃないからね。人それぞれの生き様だから。
YU: 道路で見かけたみみずを土に帰してみたり、そういうことを見過ごせないんですよ。ポリシーとして。
栗: 見て見ぬふりは出来ないよね、何事にも。その辺りの話は次回の愛することの時にもっと聞きたいね。
I: 私はポリシーのある人に憧れるんですけど。自分はそんなに自分に厳しくなれないし、
ポリシーを持ったら持ったで、人とぶつかることもあるかもしれないじゃないですか。
そういうことは出来ないし、苦手なので、毎日を楽しく生きていこうと思っていますね。
栗: 毎日楽しく生きるっていう生き様だよね。
自分の生きる術をそうと決めているから。もちろんポリシーでもあるしね。
YU: 良いことですよね。周囲に及ぼす影響を考えたら。
I: 今って、ネット上にすぐ名前が出てきちゃうじゃないですか。
だから、もし名前が残っても恥ずかしくない生き方をしようと思っていますね。
そして、安らかに死にたいなって。眠るように、安らかに。苦しむのはイヤですからね。
栗: ホント、眠るように安らかに死ねたら幸せだよね。じゃあねって言いながら。
誰にも迷惑をかけたくないしね。だから、はい終わり、ポンッって。
本当にスイッチがあったら良いのに…。
YU: ところで、生き様って辞書で引いたらどうなんでしょうね。
栗: 確かに、調べて調べて。
CU: 何て書いてありました?
YU: 生きていく上での具体的なあり方。
独自の人生観を持って、それを貫き通して生きる姿。
ですって、出典は様々ですけど。
栗: まさに、その通りだね。
ー次回は8月26日(土)にGOTTA九段下にて。また、語らいの時間を。ー
〈テーマ〉
8月26日土曜日
○愛したことや愛していることってありますか?
9月30日土曜日
○あなたにも嫉妬の心ってありますよね?
〈日程〉
時間:各回ともに午後1時から午後3時
参加費 : ¥3,000(美味しい珈琲付き)
会場 : GOTTA STUDIO KUDANSHITA
住所 : 東京都千代田区九段南2-2-8松岡九段ビル201