2024/12/31 10:00

令和6年、西暦2024年、定められた時間軸では今年が終わる。
先日、毎年恒例の京都清水寺の住職が今年の漢字をしたためていた。
陰と陽それぞれの意味合いをあわせ持った「金(きん、かね)」だという。
自分にとっての今年の漢字は何だろうと考えてみても出てこない。
出てこないから、無いのだろうと思う。
今年ははじまりから大変なことが起きた。
能登半島沖地震発生で、穏やかな元旦の午後を一変させた。
終わりが見えない隣国間、宗教も絡み合った民族間の戦争。
日本に最も近い国々、他人事では決してない東アジアの動向。
特に最近では大統領自らが戒厳令を発令する事態もあった。
日本に最も影響力のある超大国の次期大統領選挙ではドラマチックな返り咲き。
いったい来年はどうなるのだろうかと考えるほどに、漠然とした不安が拭えない。
個人的なことでは、ボンヤリとした不安が付きまとった。
高齢すぎる両親の体調、まあまあな歳になった自分自身の心身。
けれど、使命というか役目というか、その気力は全く減退していない。
ただただ、全体的に漠然とした不安はある。
今年を無事終えられたのならば、
東京に出てきて35年、上野駅からはじまった東京生活は平成元年。
その平成でいくと35年が終わり、そのうち20年は銀座にいた。
銀座は今の街並みの基礎が出来て100年。
それを瓦礫の山にした太平洋戦争終結から来年で80年。
数字を羅列すると、終わりと時間の積み重ねの節目になる。
自分の還暦までは、キリが悪いけれど、あと4年。
あと4回の新しい年のはじまりをあす迎える。
無事に越えることが出来そうな気配ではある。
今年もまた、すべてのみなさまにお礼を伝えたい。
この場で恐縮ですが、ありがとうございます。
みなさまにとって佳き時間であって、
やさしい時間がたくさんでありますように。
令和六年 大晦日に
栗岩稔
追伸、あー、今年の漢字は「山」ですね。
今年は特に、季節毎に眺めることが出来た地元の山々。
こんなに美しいと思えたことはこれまで無かったので、
だから「山」です。
最後に「分けいっても分けいっても青い山/種田山頭火」