2022/11/29 10:00
酒場でラジオが始まった。
→ https://www.kuriiwastyle.com/blog/2022/09/06/100000
かねてから番組を持たせてもらっているWAH! radio での新しいカタチ。
収録の際にはアンドレア・ポンピリオさんと約2時間話し込んだ。
普段は聞き役になることが多いが、今回は完全に「聞かれ役」。
彼の聞き出し方など改めてプロの仕事を感じた。
いやー、語っちゃいました、ホント、赤裸々に。
20代のこと、30代のこと、40代のこと、いろいろな分岐点。
あんなコトからこんなコトまで。
その内容については、恥ずかしながらお耳を拝借いたしたく。
→ https://wahradio.org/minoru-kuriiwa/
今、これからのこと、この番組がどういう展開になっていくのか、
その流れに応じて誰かと話す「酒場でラジオ」。
楽しみながら進めていきたいと思う。
話すこと。
スポーツジャーナリストの中西哲生さんが言っていた。
「栗岩さんと話すことで自分の中の考えを言語化して整理出来たんですよ」
今では独自のメソッドを確立して忙しく飛び回っている彼の言葉。
あの言葉を深く理解出来る。
世の中にいらっしゃるコンサルティング業界の方々の言葉を借りると、
アウトプットとインプット(あれ、逆かな…)
自分で発した言葉を耳で聴いて、もう一度頭の中でアップデートしていく。
悶々と頭の中で考えるよりも思い切って言葉に出したほうが良いですよ。
今では、はっきりとそう言い切れる。
話すこと。
自分の意思を明らかにすること。
そして出ていった言葉を自分で聴いて、また噛み砕き考えを深める。
もちろん、その言葉には責任が伴うこともお忘れなく。
ある国のなぞなぞ
「出ていったら二度と戻らないものはな~んだ」
答えは最後に。
話すこと。
25年前には人前で話すことが上手に出来なかった。
海辺の町で酒場を任されていた時も、もちろん。
ひたすら酒を作り、洗い物をして忙しくしてごまかしていた。
「栗岩君は、話さなければダメですよ、こういう仕事は」
と店主に注意されるほど、苦手だった。
(誰も信じてくれないんですよね、今では……)
そんな私が今では人前に出て話すことも仕事としている。
先日も来年から始まる「栗岩稔と人間学」のはじまりの会があった。
テーマを設けて集まった人々が語り合い深めていく初の試み。
酒抜きで2時間たっぶり話し合う「栗岩稔と人間学」
その序章として先日開かれた会の模様は改めて。
面と向かって話すことが少なくなり、
体温を感じない話し合い、
距離を保たなければいけない、
そんな風潮の世の中で、
顔を合わせて、膝をつきあわせ、
話し合うことが大切だと思う。
去年の今頃は美術大学生たちとのプロジェクトから生まれた言葉、
話すことを深めていくことで花を咲かせるという造語、
「花す」という言葉をありがたくいただいた。
本当に大切です、話すことは。
最後に、なぞなぞの答えは「言葉」
いやー、深いですよ、このなぞなぞは。
確か、ルーマニアのものだったかと……。
令和四年 師ではないけど走り続けたい師走を前に
栗岩稔